スピードスプレイヤーのエンジンがかからない原因と対処法
スピードスプレイヤーのエンジンがかからない原因とは？
スピードスプレイヤーは果樹園において、病害虫を防除する目的で使用される肥料散布機で、広範囲に肥料散布ができる農機具です。そんなスピードスプレイヤーですが、不具合もつきものです。例えばバッテリー上がりや燃料と言った農機具にはよくある不具合から、ベルトやパッキン類といったスピードスプレイヤーだからこその不具合もあります。
こちらではスピードスプレイヤーのエンジンがかからない原因や不具合と個人でできる対処法について簡単にご説明します。
スピードスプレイヤーのエンジンがかからない原因
1.バッテリーが上がっている
スピードスプレイヤーのエンジンがかからない原因のうち最も多いのが、バッテリーがあがってしまっていることです。長期間使用していなかった場合はバッテリーの充電がされていない状態といえます。久しぶりに動かしてみたけれどエンジンがかからないという場合は、まずはバッテリーの確認をしてみてください。
2.燃料の劣化
燃料の劣化もエンジントラブルの原因になり得ます。長期間使用していなかったり雨ざらしになっていた場合は、燃料が変質してしまい、燃料がエンジンまでうまく流れずエンジンがかからない可能性があります。
スピードスプレイヤーによくある不具合
1.ストレーナーの詰まり
スピードスプレイヤーにおける不具合の中でも非常に多いのが給水ホースのストレーナーの詰まりです。ストレーナーが詰まると噴霧圧力が下がってしまいます。異物の混ざった水を使うことでストレーナー内部にゴミが入り詰まってしまうことに加え、ストレーナーはそもそもゴミが付着しやすい部分でもあります。
2.Vベルトの劣化
動力噴霧ポンプとエンジンを繋ぐ役割を果たしているVベルトですが、これが劣化していたり緩んでいたりすると動力がうまく伝わらなくなり、これも圧力が上がらない原因となります。
3.パッキン類の劣化
スピードスプレイヤーのような散布機は、長年使用していると徐々にパッキン類が劣化してきます。パッキン類が痛んでくるとうまく噴霧できなくなってしまいます。
スピードスプレイヤーで起こる不具合への対処法
- 1.ストレーナーに付着しているゴミを掃除する。長期間使用しない場合は、水洗いの後乾燥させてから保管する。
- 2.Vベルトを見て摩耗していたり破断している場合は、Vベルトを交換する。
- 3.パッキン類が劣化しているなら交換する。
- 4.不具合の原因がわからなければ業者に依頼して確認してもらう。
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