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農機具コラム

プラソイラーの特徴

プラソイラーの特徴とは?

 

プラソイラーは、土づくりの際に使われる農機具です。役割としてはサブソイラーやプラウと似ていますが、簡単に言うとサブソイラーとプラウのあいだのような機械です。それぞれ特徴が少しずつ違うので、各機具の働きを把握して使い分けることが大切になってきます。

ここでは、プラソイラーの特徴について、他の機械と比較しながら簡単に説明していきます。

プラソイラーとは 

水捌けが悪い土壌は、作物を育てる上で様々な弊害をもたらします。根が腐ってしまったり作物の生育が悪くなったりと、その影響は小さいものではありません。そんな土壌環境を整え、作物がきちんと生育できるようにするのがプラソイラーです。

プラソイラーの特徴

プラソイラーは、土中に爪を入れることで、心土破砕させる農機具です。水捌けが悪かったり、下層に石が多いなど、土壌環境の問題を改善することができます。プラソイラーはトラクターの牽引力を利用して心土破砕をする農機具なので、深く耕起するにはある程度の大きさがあるトラクターを使う必要があります。

サブソイラーとの違い

プラソイラーとサブソイラーは、心土破砕や水捌けの改善といった目的で使われる点で似ている農機具ですが、もちろん違いもあります。サブソイラーが上層と下層の土を入れ替えることなく、単に破砕目的であるのに対し、プラソイラーは破砕しつつ下層の土を上層に持ってくる効果があるので、サブソイラーよりも高い破砕効果が期待できます。また、トラクターの牽引力もサブソイラーと同等かそれ以下でも使えるという点はメリットと言っていいでしょう。このことから考えても、プラソイラーはサブソイラーとプラウの間のような農機具と考えていいと思います。

プラソイラーの問題点

そんなプラソイラーですが、デメリットをあげるとしたら、単に硬盤に亀裂をいれたり、水捌けをよくするために使おうと思っても、下層の土を上層に持ってきてしまうので、仮に下層の土の状態が良くない場合、狙った効果が得られないという点でしょうか。完全に天地返ししたいならプラウを使う方が多いでしょうし、そうでなくただ簡単に心土破砕や水捌け改善の目的であればサブソイラーでいいという場面も多いかと思います。ただ、見方を変えればプラウほど土壌成分は変えずにサブソイラーより破砕効果が狙えるというのは非常に優れているので、その場面場面で使い分けることが大切です。

プラソイラーでよくある不具合

プラソイラーを使用する前には、他の農機具と同様きちんと点検することが大切です。特に、ボルトやナット部分というのは思っている以上に使用している間に緩んでいることがあります。ボルトやナットが緩んだまま使用し続けると、思わぬアクシデントが起こる可能性もあるので、注意してください。また、その性質上特に爪の部分は泥などが慢性的につく場所であり、長く使っていればそれだけ摩耗・劣化してしまう部分ではあるので、定期的に点検・メンテナンスをしましょう。

 

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こちらの記事の監修者

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中古農機具買取専門店ネクスト 編集部

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