カルチの特徴とは？

カルチは、畑の管理作業で使われる農機具です。カルチとひとことで言っても、田んぼや畑の準備段階で使うものから、いわゆる中耕カルチというある程度作物が育ってきた段階で使用するものまであります。また、トラクターで牽引するタイプとテーラーにつけるものがあり、それぞれ目的に合わせて使い分けることが大事です。

ここでは、カルチの特徴について簡単に説明していきます。

カルチの特徴

カルチは、作物の生育にあわせて固まってしまう土壌を浅く耕したり、除草するために使われます。最近では、これら本来の目的に加えて、簡易耕起や破砕、土を均すことにも使われます。

カルチの種類

カルチはトラクターで牽引するタイプと、テーラーにつけるタイプがあります。これは単純にその条数によるもので、テーラーにつけるものであれば1〜2条程度、トラクター牽引のものであれば3条以上になります。また、最近ではPTO軸動力を利用して爪を回転させながら除草するロータリー式のカルチの使用も増えています。

カルチでよくある不具合

カルチを使用する前には、他の農機具と同様きちんと点検することが大切です。特に、ボルトやナット部分というのは思っている以上に使用している間に緩んでいることがあります。ボルトやナットが緩んだまま使用し続けると、思わぬアクシデントが起こる可能性もあるので、注意してください。また、経年劣化してくる部品もあるので、使用前の点検や長期保管する際のメンテナンスが大切です。

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