溝切り機の特徴

溝切り機は、田んぼの排水確保の際に使われる農機具です。田んぼの排水は、作物の健やかな生育や作業に大きな影響を及ぼす大変重要な工程です。仮に田んぼの排水ができていなかった場合、夏〜秋に雨が降ったとき、田んぼがぬかるみになってしまいます。

ここでは、溝切り機の特徴について簡単に説明していきます。

溝切りは田んぼの排水をスムーズにするための作業です。しっかりと溝切りをすることで、排水や中干しがスムーズに行えます。この排水や中干しは稲の管理において非常に重要な意味を持ちます。排水がしっかりできていないと中干しもうまくいかない上、秋の収穫の際にぬかるんでしまうといった問題が起こります。また、中干しがきちんとできていない場合それは米の生育、ひいては品質や収穫量に悪影響を及ぼしてしまいます。以前は全て人力で行っていた溝掘りですが、それを効率よくできるようにしたのが溝掘機です。

溝切りを使用する前には、他の農機具と同様きちんと点検することが大切です。エンジン搭載の農機具全てに言えることですが、やはり不具合が最も起こりうるのがエンジンがかからないことだと思います。使用する時期は限られるので、どうしても保管している期間が長くなってしまいますが、長く使うためには燃料の扱いなど、保管の際にきちんと行っておくことが大切です。

 

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