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農機具コラム

トラクターの耐用年数や寿命はどのくらい?少しでも寿命を長く方法を解説

トラクターの耐用年数や寿命は?

 

トラクターの耐用年数と寿命という言葉はよく耳にすると思います。しかし、同じように見えてこの二つは全く別のものです。耐用年数は単純に年数で表すのに対し、農機具における寿命とは年数よりも時間数で見るものなので、この時点でも結構違いがありますよね。

そこでここでは、トラクターの耐用年数と寿命の違い、寿命を延ばす方法について解説していきます。

耐用年数と寿命

耐用年数も寿命も、ざっくり言えばトラクターがどの程度使えるのかという意味ではありますので同じようなものと思いがちですが、実際は全く異なっています。

 

耐用年数とは

 

税法上定められた、減価償却ができる年数

 

寿命は

 

実際使える期間

 

です。つまり耐用年数はあくまで経費計上に関わる書類上の年数で、寿命はそのトラクターがどのくらい元気でいられるかという実務上の目安になります。耐用年数は法律で既に決まっているので、使用しているときにそれほど気にする数字ではありませんし、長くすることも短くすることもできませんので、必ず知っておくべきことではありますが、考え続けるものでもありません。

対して、寿命は使い方によって延ばすこともできますし短くなってしまうこともあるわけです。普段考えるべきはこの寿命をいかに延ばすかということに他なりません。

トラクターの平均寿命

ここからはトラクターの寿命に絞って話を進めていきます。

 

トラクターの寿命を延ばしていこうとする前に、平均寿命を知っておくべきです。

 

よくトラクターの寿命は「馬力×100時間」と言われることがありますが、ここまで使える方は相当メンテナンスをこまめにし続けた方でしょう。この数字まで使う方の方が少ないはずです。

 

では実際の寿命はどのくらいなのかというと、およそ1000時間〜1500時間、50馬力を超えるようなものであればそこから3000時間程度、というところです。1000時間を超えてきたあたりから、キャビンのエアコンが壊れたり、徐々に電装系統にもガタがきます。おそらくメンテナンスをしていてもどこか調子が悪くなってきてしまうことが多いと思うので、メンテナンスを怠っていればさらに短くなってしまうのは明白ですね。

トラクターの寿命を延ばすためにするべきメンテナンス

大切なトラクターですから、やはりできるだけ長く使用したいですよね。

そこで最後に、なるべく寿命を延ばすために日頃から行うべきメンテナンスについて解説します。

屋内での保管

トラクターの寿命を延ばすためには、屋内保管がとても大事です。

雨ざらしになっていたり、常に直射日光を浴びていると、サビや劣化の原因になります。できる限り保管は屋内にするのが大切です。(盗難も怖いですしね)

定期的な掃除、グリスアップ

トラクターの使用前や使用後には掃除とグリスが不足していないかのチェックをしましょう。汚れがついたままで良いことは一つもありませんし、綺麗に掃除されたトラクターを使う方が気持ちも良いものです。

また、グリスが不足していると部品に想定以上の負荷がかかり劣化を早めてしまうことになりかねませんし、事故が起こらないとも言えません。掃除とともに注油も定期的に行なってください。

エンジンオイル交換

エンジンオイルの交換を怠ることも、寿命を短くしてしまう原因です。エンジンオイルの交換については別の記事がありますのでそちらも読んでいただければと思います。

 

大切なトラクター、日頃から愛情をもってメンテナンスしてあげれば、長く寄り添える相棒になってくれます。是非 長く使ってあげてください。

 

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