高収益作物次期作支援交付金

農林水産省は１０月１２日に高収益作物次期作支援交付金に係る大幅な運用見直しを行いました。また、１０月３０日には、運用見直しにより交付金が減額又は交付されなくなる生産者のうち、本交付金を見込んで新たに機械や施設等を整備したり、資材等を購入される方を対象に支援策を講じると報じました。

運用見直しの内容について

１．交付対象面積が変更されました

〈変更前〉次期作の全作付面積→〈変更後〉売上げが減少した品目の作付面積

２．交付額の上限が設定されました

〈変更前〉上限なし→〈変更後〉各生産者の減収額を超えない範囲で交付

３．厳選出荷の取組（1人あたり2,200円）の日数上限が設定されました

〈変更前〉上限なし→〈変更後〉作業従事者1人につき90日が限度

１．支援の対象

本交付金の10月の運用見直しにより、交付予定額が減額又はゼロとなった生産者であって、かつ、事業開始（4月30日）から10月の運用見直し（10月30日）までの間に次期作に向けて新たな機械・施設の整備や、資材等の購入又は発注を行った生産者

２．支援内容

（１）機械・施設：機械・施設の取得費（定額※2）

（２）（１）以外の取組み：掛かり増し経費（定額※3）

※2　補助額は、運用見直し前の交付予定額が上限

※3　新たな資材の購入費のほか、新たに地域でまとまって取り組む資材等の経費、通常使用している資材の使用量の増加分が対象

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