粉砕機のエンジンがかからない原因と対処法
粉砕機のエンジンがかからない原因とは?
粉砕機は、ウッドチッパーやシュレッダーとも呼ばれる、栽培した樹木や枝葉を叩いたり切ったりすることで、細かくしたり粉状にしたりする農機具です。その種類は、手押し式のものや自走式のもの、または運搬車等に乗せて使うものまで多くのものがあります。しかしそのどれもエンジンを動力としているので、ある程度不具合への対処法は知っておかなければなりません。
そこで、こちらでは粉砕機に起こりやすい不具合と個人でできる対処法について簡単にご説明します。
粉砕機のエンジンがかからない原因
1.燃料の劣化
その他の農機具の例にもれず、粉砕機でも燃料の劣化がエンジントラブルの要因になります。正しい種類の燃料が変質せず十分な量入っていないとエンジンはうまく始動しません。
2.目詰まり
燃料フィルターやエアクリーナー部が目詰まりしていると、これもエンジンがうまくかからない原因になります。定期的なメンテナンスや掃除で十分に防げるものですので、長く使うためにもそこはしっかりと行ってください。
3.エア抜きが十分にできていない
エア抜きが十分にできていないと、エンジンがかからないだけでなくそれ以上の故障にもなりかねません。エンジン内部に空気が残っていると、エンジンをかけようとした際に起こる熱で空気が膨張して、それがエンジンがかからない不具合の原因になります。
粉砕機のエンジンがかからない時の対処法
1.燃料を確認し、新しい燃料に入れ替える。
2.燃料フィルターやエアクリーナー部が目詰まりしていないか確認し、掃除する。
3.エア抜きを十分に行う。
4.それでもエンジンがかからない場合、内部の損傷やエンジン自体故障の可能性があるので、専門の業者に見てもらう。
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