堆肥散布機によくある不具合と対処法
堆肥散布機によくある不具合とは？
堆肥散布機とは、堆肥を堆肥舎や堆肥化装置からほ場まで運搬し、散布するための農機具です。メーカーによってマニアスプレッダーと呼ぶこともありますし、こちらの方が馴染みがある方も多いと思います。しかし、いざマニアスプレッダーを使おうと思っても、不具合があって困ったと言う経験もあるのではないでしょうか。本体のサビやパーツの劣化が進んでいると、うまく動作しなかったりそもそも動かないということもあります。ここでは、堆肥散布機（マニアスプレッダー）によくある不具合とその原因、個人でできる対処法について簡単に説明していきます。
堆肥散布機（マニアスプレッダー）によくある不具合
1.サビ
マニアスプレッダーで最も多い不具合の原因が、本体のサビです。堆肥を撒く機械ですので、やはり他の農機具と同じように倉庫の中での保管はしていない方が多いです。しかし、雨ざらしになってしまっていてはサビや腐食がどんどん進んでしまいます。それによっていざ使おうとしたときにうまく回転しない、といったことが起こってしまいます。
2.クラッチディスクの劣化
機械なので使っていれば当然劣化はしていきます。しかし、前述したように外に放置しているとその劣化速度も速くなってしまうわけです。特にディスクまわりは堆肥や泥が混入する部分でもあり、そこにサビや腐食が加わって動きが悪くなっていってしまいます。
堆肥散布機（マニアスプレッダー）の不具合への対処法
1.サビで動きが悪くなっている場合は、サビを落とすもしくは新しい部品に交換する。
2.できる限り劣化の速度を抑えるために、倉庫内保管は厳しくてもシートをかけておくなど対策をする。
3.修理には専門知識や工具が必要になるので、自分ではわからないと思ったら業者に見てもらうのが安心です。
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