耕運機のエンジンオイルの交換方法を解説
耕運機のエンジンの種類
ガソリンエンジン
ガソリンエンジンは、着火に電気火花を使うエンジンで、4サイクルのものと2サイクルのものがあります。
4サイクルのものは、吸気・圧縮・爆発・排気のサイクルを周期的に繰り返すことで動力を発生させています。
2サイクルのものと比較すると、燃費がいい、振動障害が起こりづらい、混合燃料を使わなくていい、という特徴があります。
対して、2サイクルのものは、吸気と圧縮・爆発と排気というように、4サイクルでは4行程あったものが2行程になっており、その分内部構造が簡単になっています。
4サイクルのものと比較すると、小型化・軽量化がしやすく、メンテナンスも簡単で、エンジン自体も安価なことが多いという点が特徴です。
ディーゼルエンジン
ディーゼルエンジンは、着火に圧縮熱を使うエンジンで、燃料は軽油を使います。
ガソリンエンジンと比べて、熱効率が良く耐久性に優れているという特徴があります。
ディーゼルエンジンにも4サイクルと2サイクルのものが存在しますが、農機具においては4サイクルのもののみ使われているので、農機具でディーゼルエンジンといったら4サイクルのことを指します。
以上大きく分けて2種類のエンジンがありますが、耕運機においては比較的小さいものにガソリンエンジン、大きめのものにディーゼルエンジンが使われている傾向にあります。
耕運機のエンジンオイルの交換頻度
耕運機のエンジンオイルの交換頻度は
・新車で購入した初回は50時間程度
・2回目以降は100時間程度
・もしくは年に一回 となります。
初回交換や2回目交換時間はメーカーや車種によっても異なってくるので、詳しくは説明書を読んでいただく方が良いですが、およそこのくらいになります。
しかし、耕運機の使用時間が一年で100時間もいくのはほとんどなく、おそらく数十時間という農家さんが多いと思います。その上で100時間超えたらオイル交換という基準を守っていると、オイル交換は4,5年に一度といったペースになってしまいます。そのため、あまり基準の時間に縛られず、一年に一度、その年初めて使うときにオイル交換をしてしまうのがいいと思います。
耕運機のエンジンオイル交換方法
エンジンオイル交換の手順
それでは、エンジンオイルの交換方法に入っていきましょう。
初めに、エンジンの下部についているドレンプラグを抜き、入っているエンジンオイルを完全に排出します。
全て抜き終えたらドレンプラグを差しなおします。
その後、規定量を確認もしくはオイルゲージを見ながら給油口からエンジンオイルを規定量入れて終了です。
注意点として、この時タイプの合っていないエンジンオイルを入れてしまうと故障の原因になってしまうので、必ずオイルのタイプを確認し、純正のものを入れてください。
ちなみに、一般的にガソリンエンジンでは「SF 10w-30」、ディーゼルエンジンでは「CD 10w-30」というエンジンオイルが使われています。
詳しくは取扱説明書を読んでください。
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