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農機具コラム

令和4年の農作業死亡事故について

農林水産省は、令和4年に発生した農作業死亡事故について取りまとめましたのでお知らせします。

1..目的・方法

農林水産省は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的として、厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡個票等を用いて、令和4年1月1日から12月31日までの1年間の農作業死亡事故について取りまとめました。

2.調査結果のポイント

令和4年の農作業事故死亡者数は238人となり、前年より4人減少しました。 事故区分別では農業機械作業によるものが152人(農作業死亡事故全体の63.9%)、農業用施設作業によるものが5人(同2.1%)、機械・施設以外の作業によるものが81人(同34.0%)となっています。 また、年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が205人と同死亡事故全体の86.1%を占めています。また、原因別では、「機械の転落・転倒」が72人と「機械事故」の約半数(47.4%)を占めています。

3.農作業安全対策の推進

農林水産省では、関係機関と協力して行う農作業事故防止に向けた推進活動の目標として、令和4年までに農業機械作業に係る死亡者数を平成29年水準(211人)から半減させることを掲げ、令和2年からの3年間を集中対策期間として対策を強化してきたところですが、令和4年の農業機械作業による死亡者数は152人となり、減少傾向にあるものの目標とした水準には達しませんでした。

就業者10万人当たりの死亡事故者数が増加傾向にあることから、死亡事故要因の6から7割が農業機械作業によるものとなっている状態が続いていること、熱中症など機械事故以外の死亡事故者数も減少していない現状にあること等を踏まえ、農作業死亡事故者数を今後3年間(令和8年)で直近のデータである令和4年の人数(238人)から半減させることを新たな目標として設定し、集中的に農作業安全に向けた推進活動を展開してまいります。

 

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